PENTAX
  MZ-10
時代はデジタルであるからして、銀鉛の一眼レフ、特に入門機というか普及機に位置づけられるものは、かわいそうな値段で売られている(2005.12現在)。
MZシリーズ用のバッテリーパックを探していたのだが、これが中古でもボディと同じくらいの価格で取引されており釈然としない。
例のごとく某ネットオークションで発見。しかしボディとレンズ2本とセットだったので、仕方なく全部購入。
こうしてMZ-10はやってきた。
すでにMZ-Mを所有しており、ペンタックスのAFレンズは持っていないのだからMZ-10に出番は無いと思っていたのだが、これがなかなか良いカメラなのである。
シャッターのスペックは両機とも同じなのに、MZ-10のほうが上品な音がする。何故だろう。マニュアル露出も絞り優先時の露出補正も簡単に操作できるし、いざとなれば内蔵フラッシュも付いている。難点といえばMZ-Mにはついている絞込みボタンがMZ-10には無いことくらいだろうか。
このクラスには強敵EOS Kissシリーズがいて、ペンタックスもかなり研究したのだろう。どちらが良いカメラかといわれれば、やはりEOSに軍配をあげるが、MZシリーズもなかなか良いのだということを再認識した。最上級機MZ-Sも販売は不振のようだが個性的なカメラで、ちょっと気になってきたぞ、いけないいけない...
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PENTAX MZ-10